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　一般社団法人福井県管工事設備工業協会（早瀬茂樹会長）の第１２回定時総会は５月２９日開かれ、２０２３年度の事業報告・会計決算、および２４年度の事業計画・会計予算案などを慎重審議し、すべて原案通り了承した。
　早瀬会長が冒頭挨拶。働き方改革の実現に向け、「特に若い人が、いっそう働きやすい環境へ。また、物価と賃金の好循環を。今後も技術研鑽を含めて情報提供していきたい」などと述べた。
　２３年度は、日本空調衛生工事業協会などで情報収集。県建築設計監理監理協会共生会や県建設産業団体連合会、県産品推進センターなど他団体事業に参加。ＢＩＭ・ＣＩＭ活用セミナー実技や、公共工事入札関係要領等改正などに参加。フクイ建設技術フェアに出展参加（人と環境にやさしい融雪設備と空調設備）なども積極展開。２４年度も魅力ある業界として若者から選択される取り組みを行う。分離発注や適切な工期設定なども要望。

２４年度の主な事業計画
■啓発普及事業
・フクイ建設技術フェアに出展　管工事専門工事業が有する技術や工法などを幅広く関係機関に紹介する
・融雪設備点検期間において、住民に点検作業が安全に行われるよう、広報を通じて危険予知を含めた協力依頼を行う
■講習会、研修会など開催と周知
・県建設産業団体連合会や建築設備技術者協会と連携し、各種講習会の参加を促して会員企業の資質向上を図る
■情報収集
・国土交通省近畿地方整備局や福井県土木部、日本空調衛生工事業協会、同北陸支部会議、県建設産業団体連合会、県建築設計監理協会（共生会）、県設備設計事務所協会、県県産品活用推進センター、福井雪技術研究会、建築設備技術者協会北信越支部（福井部会）などと意見交換し連携
■社会貢献活動
・福井管工事業協同組合青年部と協力し、施設清掃ボランティアを行う