県土整備部は29日、公共工事の設計積算に使用する土木工事実施設計単価を一部改定した。「6月単価」は6月10日以降の起工決裁から適用する。
今回の改定単価は、建設物価調査会の月例報告による実勢単価、「建設物価(6月号)」をもとに見直した。等辺山形鋼(大型)(販売)、ストレートアスファルトなどが上昇。スクラップステンレスは1`当たりの買い取り価格が5円値上がりする。
また、仁徳砂利が鳥取市古海で運営する土質改良プラントを残土受け入れ地として登録。合わせて、再生土の単価を新規掲載した。大協組エコプラントの再生土は、倉吉市など県中部の単価を加えた。
主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率
▼等辺山形鋼無規格250=1d当たり3000円上昇(1・7%)▼ストレートアスファルト針入度60〜80=1d当たり7000円上昇(6・3%)▼ゴム入アスファルト=1d当たり6000円上昇(4・0%)▼スクラップステンレス新切=1`当たりの買い取り価格5円上昇(3・7%)▼合成樹脂調合ペイント各種=1`当たり45円〜110円上昇(6・4%〜7・8%)
日刊建設工業新聞