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日刊建設工業新聞
2024/06/03

【鳥取】「6月補正」は総額36億円/国の認証額を上乗せ/補正後は494億円規模/県土整備部

 県土整備部は5月30日、土木公共事業36億2400万円の「6月補正」概要をまとめ、県議会各会派に説明した。国から認められた補助・交付金事業を上乗せ。補正後の土木公共事業総額は494億8000万円となる。
 今後、補正案は12日開会予定の6月定例県議会に提出する。
 6月補正後の土木公共事業は、前年同期(462億1200万円)に比べて7%(32億6800万円)の伸び。災害公共事業の枠を大きく膨らませたことが要因で、他の一般事業は前年度並みを維持した。
 6月補正の主な事業は、能登半島地震の教訓を踏まえて沿岸部の監視体制を強化するため、水位計の新設・改修に900万円。地域高規格道路は江府道路に7億4100万円など3事業に8億8000万円を計上。江府道路は久連トンネルの継続工事を発注する。
 また、通学路安全対策には5億0500万円を追加。東福原樋口線(東福原工区)の歩道拡張などを推進する。
 補助・交付金の一般公共34億5600万円の補正概要は次の通り。
▼道路橋りょう15億7100万円(江府道路など)▼街路2億5900万円(大工町土居叶線など)▼河川2億1800万円(由良川、塩見川など)▼砂防2億7600万円(宮ノ谷川、田ノ原川など)▼港湾8億1000万円(鳥取港など)▼治山3億2100万円(八葉寺地区、河上地区など)

日刊建設工業新聞