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　埼玉県設備設計事務所協会（金子和已会長）は23日、第15回通常総会をさいたま共済会館で開き、上程議案を原案通りに承認したほか、任期満了に伴う役員では金子会長の再任を決めた。金子会長は「会員一丸となって進んでいく」と決意を新たにした。
　本年度の事業計画では、建築設備の設計監理業務に関する調査研究としてＢＩＭの推進や監理技術者の育成を図るほか、設備設計の省エネルギー化推進、担い手確保・育成、関係官庁や関係団体との連携――などを進めるとした。
　総会終了後は懇親会を開催。金子会長は、総会で承認された新役員について報告した後、「今年は昨年に引き続き、仕事も相当あり、各自治体から発注案件も多い。その業務量にどこまで対応できるかが課題となっているが、本年度新たに２社に入会していただいたが、これからも１社でも多くわれわれの仲間になっていただき、協会として一丸となって取り組んでいきたい」と呼び掛けた。続けて「新しい技術がたくさん出ており、われわれもＢＩＭで設計に取り入れていこうと思っており、本年度の事業計画にも位置付けたがもＢＩＭを積極的に進めていく」との姿勢を示した。顧問を務める山口晋衆議院議員があいさつしたほか、来賓として招かれた県都市整備部設備課の小久保賢一課長は「これからも業務の早期発注や平準化に努めていきたい」と祝辞を述べた。その後、新たに入会した正会員の優設計の新井孝幸氏、ジーエヌ設備設計の五木田正和氏、賛助会員の西原ネオ北関東支店がそれぞれ紹介された。
　新役員体制は次の通り。※敬称略
▽会長＝金子和已（金子設計）
▽副会長＝栗木薫（クラフト設備設計）、竹馬章二（雙設備研究所）、井ノ上信雄（像設備企画）
▽理事＝永塚謙司（永塚建築設備設計事務所）、佐藤秀安（空間計画）、熊井戸努（エーピーイー設備設計）、亀田武（亀田設備設計）※新任
▽監事＝佐藤伸一（佐藤設備設計）、笠原伸一郎（町田設計）※新任