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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/05/31

【埼玉】県電業協会が定時総会、積田会長が再任

 埼玉県電業協会(積田優会長)は28日、さいたま市内のホテルブリランテ武蔵野で本年度定時総会を開き、任期満了に伴う役員では、積田会長を再任した。
 議事では2023年度の会務報告収入・支出決算を承認した後、役員改選で理事・監事案を承認。総会後に開かれた理事会の互選により、積田会長が再任された。報告事項五では、本年度の事業計画や予算、共同購買事業が示された。共同購買事業は、西部支部が4年連続で1位を獲得した。本年度事業計画については、6月に全体会議を開催し、その場で支部会議を行い、各支部員の委員会構成を整え、その後、新委員による委員会を開き、本格的に本年度事業がスタートする。また、来年に協会設立50周年を迎えることから、特別委員会で内容を検討する。
 総会後に開かれた懇親会には、大野元裕知事代理で県土整備部の吉澤隆部長、県議会から松澤正副議長、田村琢実議員、立石泰広議員、白土幸仁議員、深谷顕史議員、関東地方整備局営繕部設備技術対策官の小谷寛之氏、県企業局の新井哲也局長、下水道局の吉田薫局長のほか、多くの県幹部や関係団体からも多数の来賓と賛助会員が出席した。出席者を前に積田会長は、人材不足、物価の上昇、人件費の高騰など、業界や協会を取り巻く厳しい社会情勢を説明し、建設業の倒産増加など数字にも表れているとの認識を示したうえで「埼玉県は、多くの仕事もあり、発注や工期の平準化など働き方改革にも発注官庁が取り組まれ、大変恵まれた状況にある。しかし5年後、10年後もこうした社会情勢が続けば、大変恐ろしい状況になることを認識して、協会としても何とか打破すべきさまざまな活動をしている。技術力を身に着けて経営基盤を強化し、日本一暮らしやすい埼玉実現へ貢献していく」と決意を新たにした。続けて「来年の2025年は、協会創立50周年を迎える。11月7日に式典開催を予定している」と報告した。来賓から吉澤部長は「県民の安心安全を確保していただくとともに県が実施する各施策にご協力を」と述べた。松澤副議長は「高い技術力と豊富な知識を生かし、県民生活の安定のためにご尽力を」とさらなる活躍に期待した。
 祝賀会では今年春の叙勲を受章した岡村名誉会長が紹介されたほか、優良従業員表彰式が行われ、出席者から労いの拍手が贈られた。
 ▽会長=積田優
 ▽副会長=川合昭、内山祥章(南部支部長)
 ▽名誉会長=岡村一巳
 ▽理事兼相談役=山口裕
 ▽理事兼総務委員長=橋本幹男
 ▽理事兼企業対策委員長=吉村光司(さいたま支部長)
 ▽理事兼技術研究委員長=深井正美(東部支部長)
 ▽理事兼事故防止対策委員長=山本和利
 ▽理事兼広報委員長=矢嶋博和(北部支部長)
 ▽理事兼人材育成委員長=佐野雄一朗
 ▽理事総務副委員長=栗原一也
 ▽理事兼技術研究副委員長=西藤輝
 ▽理事兼事故防止対策副委員長=橋本勉(西部支部長)
 ▽専務理事=荒川清江
 ▽監事=市之瀬正靖、阿部憲夫