滋賀県土木交通部は、南郷桐生草津線における天神川橋の整備を計画している。現在進められているバイパス事業の一環。今後、詳細設計へとつなげたい意向だが、地元協議などとの絡みから、これまでのところ業務の発注時期は未定。
県道108号南郷桐生草津線バイパス工事(大津市里)では、現道幅員が狭隘で危険なため、新たにバイパス道路を整備する。稲津橋付近から東方へ約1qの区間を工事中。大津市立田上小学校付近にある天神川橋は、その先線となる。
既存の天神川橋は片側1車線の橋長約20b。バイパス整備予定により線形が変わることになるため、所管の県大津土木事務所では、橋梁を架け替えするか既設の拡幅で対応するかを検討している段階。
今後、発注が考えられている南郷桐生草津線補助道路整備設計業務委託(大津市里3丁目他)で、天神川橋の橋梁詳細設計1橋と、取付部分となる道路詳細設計(A)L0・4qを行う予定。
なお、予備設計は2015年度(平成27年度)、南郷桐生草津線単独道路改築設計業務(大津市枝2丁目他)として、ニュージェック(滋賀事務所/大津市)に委託。業務概要は橋梁予備設計1橋、道路予備設計0・75q、一般構造物予備設計1ヵ所。
提供:滋賀産業新聞