一般社団法人福井県造園協会(中村潤一会長)は24日、福井市中央3丁目のホテルで2024年通常総会を開催した。会員31社のうち、委任状を含め30社が出席。
23年度事業・決算報告や24年度事業計画・予算案などを審議の結果、いずれも原案通り了承。任期満了に伴う役員改選では、中村会長の再選を決めた。
総会では冒頭、中村会長が公共工事設計労務単価の引き上げや技術者不足などの社会情勢に言及したうえで、「社会の変化に敏感に反応し、協会員として、適切な経営を心がけてほしい」などと挨拶。引き続き議事に入った。
24年度事業計画には、▽緑化推進事業(公益目的事業を含む)▽研修、講習会事業(同前)▽会員表彰事業▽広報▽要望活動▽緑化調査研究▽普及啓発活動▽収益事業―を登載。
このうち研修、講習会事業には、(1)会員の造園工事施工管理能力の向上を図るため研修会を開催する(2)会員の先進技術習得および公共事業に関する様々な問題対応のため講習会を開催する―と盛り込んだ。
役員の方々
(敬称略)
■会長
中村潤一
■副会長
向富美吉
塚谷浩一
■理事
清水夢樹
福田一範
大嶋之弘
鴛田貴史
■監事
南雅義
竹内大策
堀田宏憲