高知県警察本部は、南海トラフ地震による津波浸水対策として室戸警察署を高台に移転する。建築工事は県議会9月定例会での承認案件として6〜7月、同時期に電気設備、機械設備の公告を見込んでいる。
新庁舎の想定規模は延べ床面積2145平方b。計画では、主要な課室6室や宿直室3室、食堂、道場、大会議室、車庫、倉庫などを配置する他、駐車場は公用車駐車スペース20台、来客用駐車スペース20台(うち1台は身障者用)を確保する。2026年2月の完成を予定している。
建設地は県道椎名室戸線沿いの室戸市室津8ノ7他地内。敷地面積は4051平方b。設計は艸建築工房(高知市)が担当。
この他、敷地内に1棟6戸の宿舎を建設する予定だが、こちらは警察共済組合高知県支部が発注業務を担当する。
提供:建通新聞社