鈴木陽介・四街道市長は、3日の6月定例議会開会日に、施政概要を発表する。次期ごみ処理施設の「広域化整備」について、3月22日付で八街市と「ごみ処理の広域化の可能性の検討に関する覚書」を締結した。今後は、覚書に基づき、共同でのごみ処理施設の建設および運営の可能性について検討を進め、最終的な方向性を判断する。また、産業用地適地調査において、候補地となり得る土地の利用上の制約などを確認するとともに、候補地の活用について民間事業者へヒアリング調査を行うなど、選定に向けた作業を進めている。
山梨11号線ほか1路線の通学路交通安全対策工事、大日緑ヶ丘68号線の道路排水施設整備工事、山梨物井線の道路改良工事、和良比山梨2号線ほか1路線の舗装修繕工事の発注準備や、都市計画道路山梨臼井線第2工区の概略修正設計業務委託と大規模盛土造成地簡易地盤調査等業務委託に係る契約手続きを進めている。
建築後40年以上を経過している文化センターについて、長寿命化工事と市民ギャラリー・歴史民俗資料室を設置する大規模改修工事に係る設計業務を委託した。市民意見を踏まえて設計業務を進めていく。
都市基盤に関しては、大日地先ほか2か所の配水改善工事を実施し、老朽管の入れ替えを順次、進めている。
浸水対策事業では、四街道雨水幹線の溢水解消を図るため、四街道雨水2号幹線などの基本設計修正業務を委託した。
学校教育環境の整備においては、千代田中学校北校舎の改修に向け、仮設工事などに着手。
ゼロカーボンに向けては、保健センターや福祉センターなど13の公共施設におけるLED照明への切り替え作業が5月までに完了した。今後は、7月までに文化センターや総合公園体育館など20施設、また10月までには小中学校など17施設の切り替え作業を進めていく。