由利本荘市教育委員会教育総務課は、本荘東小学校(本荘東中学校区統合小学校)の建設に関し、建築工事3件(校舎棟A工区、B工区、体育館棟)と電気設備工事、機械設備工事の計5件を6月または7月に公告する。工期は建築(校舎棟A、B工区)、電気設備、機械設備がそれぞれ540日間、体育館棟建築が372日間の見込み。校舎棟は鉄筋コンクリート造2階一部3階建て、体育館棟は鉄骨造平屋建てを想定。7月または8月に臨時議会を開き、契約承認を得て着工する。
市は平成31年に「由利本荘市第二次学校環境適正化計画基本計画」を策定。「1中学校区1小学校」を基本方針とし、本荘東中学校区となる本荘東小学校では、子吉小、小友小、尾崎小学校(一部)を統合。本荘南中学校区統合小学校(校名:鶴舞小学校、使用校舎:尾崎小学校)では、鶴舞小と尾崎小(一部)を統合する。いずれも開校は8年4月の予定。
本荘東小学校の建設地は、TDKや市などが進めている官民連携事業「一番堰まちづくりプロジェクト」の教育施設エリア。本荘東中学校の向かい側(薬師堂字一番堰)にあり、面積は約4haとなっている。
建設費は当初予算に6・7年度の2カ年継続費42億3,290万円を確保済み。公告する建築3件、電気設備、機械設備は議決案件となるため、開札後、臨時議会を開き早期の契約締結を目指す。
なお、実施設計は草階・あいば・村上設計JV、用地測量はサン測量設計事務所、地質調査は鹿渡工業が担当した。
提供:秋田建設工業新聞社