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　千歳市は28日の総務文教常任委員会で、ラピダス（本社・東京）が次世代半導体の量産開始を予定する2027年4月の従業員数が約1000人になるとの見通しを示した。うち600−700人が市内や周辺自治体の居住者とみている。
　次世代半導体拠点推進室の担当者が試算を報告した。
　ラピダスは千歳美々ワールドに次世代半導体工場「ＩＩＭ−1」を新築中。試作ラインが稼働する25年4月の従業員数は約300人を想定する。
　市は、工場の施工がピークを迎える今夏−秋に作業員が最大4000人になると試算。ただ、以降は徐々に減り、市内に定住しないと分析する。
　工場完成後の半導体装置の導入段階については、設備メーカーが工場近くに拠点を設けるとの見方を示した。