阿久根市は、公民連携での整備・活用を計画する青果市場跡地について、このほど事業者などを対象とした説明会を行った。その中で、事業公募の手続きを11月〜2025年1月に、プロポーザル方式による事業者選定を2〜3月の予定で行うことを明らかにした。
場所は、旧港エリアの港町(1番地)。南側に位置する市役所や風テラスと北・東側にある飲食店や商店街を結節する地点に立地=写真=。敷地面積は2194.7u。
市では23年度、跡地の具体的な整備・活用に向けた整理や検討を進めていくるため、青果市場跡地検討事業をまちの灯台阿久根に委託。市民参加型のワークショップや専修大学の学生によるフィールドワークなどを実施し、基本構想を取りまとめた。
25日に市民交流センター(風テラスあくね)で行われた説明会には、市内を中心とした約20者(事業者・個人含む)が参加。会では、基本構想のほか、市民が集う地域循環拠点としての公園イメージ案などが示された。
今後、先進事例の視察や勉強会、応募要領の検討を行ったあと、事業者の公募手続きを行い、プロポーザル方式による事業者選定を年度内に行う方針だ。