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建設新聞社
2024/05/30

【東北・山形】鶴岡市が学校給食センターのPFI導入調査

 鶴岡市は「鶴岡市学校給食センターPFI導入可能性調査業務委託」の公募型プロポーザルの手続きを開始した。
 参加申込書は6月12日16時まで受け付け、企画提案書は同28日16時を締切とする。7月8日に提案書などに関するプレゼンテーション審査を行い、同月上旬に審査結果を通知する。業務委託限度額は1083万円。
 参加資格は、2014年度以降に学校給食施設整備に係る計画策定およびPFI導入可能性調査に係る同種・類似業務履行実績を有することなど。
 鶴岡市白山西野148の1地内の敷地約8000平方bにある現学校給食センターは、鶴岡地区と羽黒地区の小中学校に給食を配給している。現施設規模はS造平屋一部2階建て、延べ3110平方b。調理能力は1日当たり1万4000食のドライシステムを採用。老朽化と少子化による集約化の必要性から市は移転新築を決定した。
 建設候補地は、現施設周辺エリアの敷地面積約7000平方b以上とし、施設規模は延べ3850平方b程度(炊飯なしの場合は3500平方b程度)を想定。想定給食数は少子化を見据えて7000食とし、29年4月に供用開始する考え。
 業務では、基本計画の策定に当たって施設整備に必要な現状の統計・将来推計のデータを整理し、建設候補地の状況などを把握した上で、事業手法について前提条件、事業スキームを検討。BOTやBTO、DB、DBOなど各方式のメリット・デメリットを比較し、民間事業者の事業参画意向調査や概算事業費の算出を行う。履行期限は25年2月29日までで、基本計画の公表時期は未定。

 提供:建設新聞社