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　新潟県農地部農地計画課は２０２４年度、根小屋（魚沼市）経営体育成基盤整備事業に新規着手する。事業費１７億５０００万円を投じて整地工などを推進、３２年度の完了を目指す。
　農地中間管理機構の活用により、農業法人２組織と個別経営体３人への農地の集積・集約化を加速的に進め、農業経営規模を拡大するための基盤整備を行う。加えて、効率的かつ安定的な水稲生産を主体とし、カリフラワー、加工トマト、アスパラガス、里芋といった園芸品目の作付導入により、収益性の高い営農を可能にする。
　工事概要をみると、区画整理として整地工４６・１ヘクタールとともに、暗渠排水工４６・１ヘクタールを整備する。受益面積は４６・１ヘクタール、受益者数は１７０人で、関係土地改良区は魚沼市となっている。また、費用対効果の目安となる総費用総便益費は１・３３。