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県前橋土木事務所（松井紀所長）は、２０２４年度の主要事業を示した。朝倉町などで進める主要地方道前橋玉村線朝倉工区の道路改良事業では、８月までに４件の工事発注を計画。いずれも一般競争入札で、内訳は道路改良２件、道路付け替え工事１件、舗装工１件となる。本年度に工事着手する桃ノ木川堤防強化事業はドレーン工事を予定。９月にも一般競争入札を公告する。
主要地方道前橋玉村線朝倉工区は、朝倉町から下佐鳥町の延長約２８００ｍを対象に幅員25ｍで道路の拡幅および新設を進めている。設計は都市開発設計（前橋市）と三陽技術コンサルタンツ（前橋市）が作成した。
本年度に行う道路改良工事は、これまでに４車線化が完了した区間からさらにに南へ延長２００ｍで１件、途中で東へカーブする区間延長１５０ｍで１件を予定。２００ｍ区間での工事は、６月に一般競争入札の公告を予定。路床安定処理工と路盤工、中央分離帯工を実施する。同区間では舗装工事も予定しており、路盤工および舗装工を８月中に公告する。
延長１５０ｍ区間の工事は路床安定処理工と路盤工、舗装工となり、６月に公告する。同区間では、道路改良に伴い前橋市道13−５３８号線の付け替え工事を予定。カーブの北端周辺にある交差点から東へ伸びる路線を幅員５ｍで延長１２０ｍ新設する。施工内容は路床改良工から路盤工、舗装工、排水構造物工となり、本年度の工事で完了させる。
桃ノ木川堤防強化事業は、上泉町などの延長約３３００ｍで工事を計画。設計はエイト日本技術開発（東京都中野区）が作成した。本年度は、国道50号の観音橋から５００ｍ上流、右岸側の約２００ｍで堤内の法尻へ沿うようにカゴマットを設置、砕石による堤内基盤排水工、排水溝を整備する。工事は９月に一般競争入札で公告する。
このほかの主要な事業は次の通り。
【主要地方道前橋赤城線北代田工区道路改良工事】
若宮町４丁目交差点を北へ90ｍ進んだ地点から延長20ｍを対象に電力管と通信管を布設する。発注方法は一般競争入札となり、10月に公告する。設計は高崎測量（高崎市）が担当した。
【都市計画道路赤城山線歩道・電線共同溝整備工事】
上細井町内で電線共同溝を２件に分けての発注を予定。赤城白川を渡す白川橋から３００ｍ北側を起点に延長１２０ｍ区間で１件、そこからさらに延長１２０ｍで１件という内訳となる。どちらも電力管、通信管の布設および特殊部の設置が施工内容となり、12月に一般競争入札で公告する。設計は高崎測量（高崎市）が作成した。
【県道苗ヶ島飯土井線波志江飯土井工区道路改良工事】
前橋市飯土井町で、神沢川の西側延長２００ｍを対象に路床安定処理工、路盤工、舗装工、排水構造物工を８月に一般競争入札で公告する。設計はオウギ工設（前橋市）へ委託した。
【都市計画道路敷島公園大師線道路改良工事】
本年度の施工箇所は上細井交差点の西１００ｍ地点を起点として延長65ｍが対象。道路南側を対象に改良工を12月に一般競争入札で公告する。設計はコイデ（前橋市）が担当した。