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建設経済新聞社
2024/05/28

【京都】一時休止の公共事業再開で予算計上 中山石見線で工事費2・1億円 第二次編成予算案で債務負担

 京都市は、令和6年度予算案(第二次編成)において、債務負担行為の補正を設定。建設関連の主な内容をみると、予算計上を一時休止していた投資事業の一部について予算化する。
 一般会計で債務負担行為補正を行うものをみると、(京都市動物園)サルワールド再整備事業5414万8000円(期間は令和7年度)、八坂通無電柱化設計費に2000万円(期間は令和7年度)、新橋通無電柱化設計費に2550万円(期間は令和7年度)、鴨川東岸線(第3工区)調査及び設計費に6240万円(期間は令和7年度)、葛野西通概略設計費に2000万円(期間は令和7年度)、山陰街道支障物件移転計画策定業務委託費に1666万円(期間は令和7年度)、中山石見線工事費に2億1000万円(期間は令和7年度)。なおサルワールド再整備事業では文化市民局が別途2330万円の事業費を予算化。八坂通、新橋通の無電柱化事業として建設局が別途1350万円の事業費を予算化した。
 このほか、債務負担行為補正の建設関連の主なものは、▽京都コンサートホール魅力向上事業(大規模改修基本設計)1億7000万円(令和7年度)▽勧業館空調自動制御改修工事費5580万6000円(令和7年度)▽勧業館第3展示場調光設備改修工事費4472万4000円(令和7年度)▽勧業館第3展示場吊物設備整備委託費1億2672万円(令和6年度及び7年度)▽勧業館非常用発電機更新委託費1020万円(令和6年度及び7年度)▽令和6年度らくなん進都産業用地創出奨励金(土地の売却)−(令和6年度から債務消滅時まで)▽稲荷駅西口開札接続道路整備工事費2億6500万円(令和7年度及び8年度)▽羽束師35号線工事費1億0700万円(令和7年度)▽円山公園インフラ整備設計費840万円(令和7年度)▽大和大路本町通工事費7200万円(令和7年度)▽伏見西部第五地区区画整理事業費4億7565万円→4億9565万円(令和6年度から8年度まで)▽令和6年度学校増改築等施設整備費60億9977万2000円→67億2161万8000円(令和7年度及び8年度)。なお京都コンサートホール魅力向上事業では文化市民局が別途3901万2000円の事業費を予算化した。