横浜市は5月24日、関内駅前地区第1種市街地再開発事業の都市計画決定を告示した。関内駅前港町地区と関内駅前北口地区の再開発準備組合が2地区を一体的に開発する計画で、いずれも三菱地所(東京都千代田区)が事業協力者の代表を務める。2024年度内に本組合の設立認可を受ける予定。25年度の権利変換計画認可を経て解体工事に着手し、26年度に建築工事を始める見通し。29年度の工事完了を目指す。
施行区域は港町地区が中区尾上町2・3丁目他の面積約1・4f。北口地区が中区真砂町3丁目他の約0・8f。
港町地区には、地下2階地上32階建て(高さ170b以下)、延べ床面積約9万7000平方bの再開発ビルを建てる。用途は商業施設とオフィス、90戸程度の住宅がメイン。ナイトライフ拠点やミュージアム、スカイラウンジ、ベンチャー企業育成支援なども設ける。
事業協力者は、三菱地所とスターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産で構成する企業コンソーシアムが参画している。
一方、北口地区の再開発ビルは地下1階地上21階建て(高さ120b以下)、延べ床面積約3万3700平方bの規模を想定。商業施設とオフィス、150戸程度の住宅などを配置する。
事業協力者には三菱地所とスターツコーポレーション、鹿島、フジタが参画している。
提供:建通新聞社