美作市は、武蔵の里再整備についての基本・実施設計を2025年度以降に委託する見通し。同整備の基本計画について、現時点では庁内で取りまとめる予定。24年度は、武蔵の里にある研修センターの解体工事を6月から進めていく。工期は12月19日を予定している。
武蔵の里は剣豪宮本武蔵の生誕の地として、旧大原町時代より観光振興の要とされており、主に宿泊施設を中心に集客を行ってきた。武道場や各種競技に対応したメインアリーナ、838席の観客席などが備わった武道施設「宮本武蔵顕彰武蔵武道館」や特産物販売所「武蔵の里楽市楽座」、「宮本武蔵生家跡」などさまざまな施設、観光地がある。
今後もインバウンド観光などが期待できるとして、武蔵の里を中心に古町地区・東粟倉地区を含めた新しい「剣豪宮本武蔵の生誕の地」の魅力向上と観光振興が必要とされている。
宿泊研修施設である研修センターは、建設後約30年が経過し老朽化などにより21年4月から休館していた。解体後の跡地活用方法は今後検討していく。
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提供:建通新聞社」