建設新聞社
2024/05/27
【東北・福島】デンソーがエアリービーズの体育館建設
自動車部品のデンソー(愛知県刈谷市昭和町1の1地内 林新之助代表取締役社長)は、女子バレーボールチーム「デンソーエアリービーズ」のメーンホームタウンを福島県郡山市に移転するに当たり、練習用体育館の建設を計画。今月30日に郡山市、郡山市上下水道局と市有地である旧豊田浄水場跡地の賃貸借などに係る3者協定の締結を予定している。品川萬里郡山市長が24日の月例市長記者会見で明らかにした。
愛知県西尾市をメーンホームタウンとしていたデンソーエアリービーズは、「V・LEAGUE DIVISION1 WOMEN」に所属する女子バレーボールチーム。2024―25シーズンから女子のトップディビジョンとして新設する「SV・LEAGUE WOMEN」に参入する。
今回の計画は、SVリーグ参入などに伴い2017年からホームタウンパートナー協定を締結している郡山市にメーンホームタウンを移転するため、練習拠点を整備するもの。14日には土地借用に関する要望書を郡山市に提出していた。
要望書によると、郡山市上下水道局北側に位置する郡山市豊田町地内の旧豊田浄水場跡地の約2万1850平方bのうち、約1万平方bを借用し、バレーコート2〜3面を想定した体育館を建設する。規模・構造などは検討中。
予定している協定内容は▽体育館用地の有償利用(賃貸借)▽体育館建設に向けた各種事前調査▽スポーツ振興および地域貢献に資する体育館の利用▽体育館の防災利用―で、賃貸借の期間などは今後協議する。竣工は27年度を目標としている。
提供:建設新聞社