日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/05/22
【埼玉】吉川市、中曽根小学校体育館の長寿命化へ設計
吉川市は中曽根小学校体育館(中曽根2−4)長寿命化改修を行う。施設の躯体部分を活用しながら、建築・電気・機械の面から老朽化した設備を全面的に改修する計画だ。本年度内に設計をまとめた後、2025年度の単年度で施工を終える流れを目指す。
中曽根小体育館はS造で、床面積が725u。1981年に竣工した。長寿命化計画に基づき、施設が更新時期を迎えたため改修する運び。
同施設は避難所としても活用することから、老朽化した設備を改修することで施設全体の環境向上を図る。
屋根・外壁・建具・内装などの建築工事に加えて、電気設備や給排水設備などを改修する予定。トイレの床乾式化・バリアフリー化、多目的トイレ新設なども検討する。
市では全ての小中学校体育館への空調設備導入を計画しており、本年度に各体育館への空調整備工事を発注済み。中曽根小体育館に関しては、今回の長寿命化改修の中で空調設備を導入する見通しだ。