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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/05/22

【群馬】2024年度の主要事業概要

県渋川土木事務所(丸山尚夫所長)は、2024年度の主要事業概要を示した。県道南新井前橋線のバイパス整備事業の4期工区のうち、防衛工区で道路改良工事3件と函渠工事1件を一般競争入札で6月に公告する。また、新井工区で道路改良工事2件と(仮称)新八幡橋の上部工をそれぞれ夏以降に発注する。県道渋川下新田線小野子工区の線形改良事業では、小野子地内の延長約250mの区間で道路改良工事を行う。
榛東村新井地内で進めている県道南新井前橋線バイパス整備事業4期工区は、榛東村役場庁舎付近から主要地方道高崎安中渋川線までの防衛工区整備として、道路改良工事を3件発注する。施工延長や工事内容については現在調整を行っている段階。車道幅員7・5m、両側歩道幅員2・5mで整備する。また、村道付け替えに伴い行う函渠工事を同時期に発注する予定。函渠は、現場打ちとなる。
主要地方道高崎安中渋川線から主要地方道高崎渋川線バイパスの雛子交差点までの新井工区は、道路改良工事を8月ごろと10月ごろにそれぞれ発注。また(仮称)新八幡橋の上部工の新設工事を1月ごろに発注する予定となっている。入札方式は全て一般競争入札となる見通し。施工延長など詳細は現在、調整を進めているところ。
なお、4期工区の事業完了は2026年度末を予定しており、現在順調に進められている。橋梁の設計担当は日本工営(東京都千代田区)、道路改良工事は全て技研コンサル(前橋市)がまとめた。
このほかの事業は次の通り。
【県道渋川下新田線(小野子工区)】
県道渋川下新田線の線形改良事業では、小野子工区東側の起点から250mの区間を2分割して道路改良工事を行う。計画幅員は7・5mとなる。設計は三陽技術コンサルタンツ(前橋市)が担当した。同路線は、渋川・北群馬地域と高山村方面を結ぶアクセス道で、現道は急カーブが連続し、冬場には路面が凍結するため危険な状況。そのため線形改良を行い、安全に走行できるよう延長1100mで整備を計画した。
【県道前橋伊香保線(大久保工区)】
県道前橋伊香保線の歩道整備事業として、約150mを対象に施工予定。歩道幅2・5mで整備を行う。発注は1月ごろとなる見通し。