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滋賀産業新聞
2024/05/23

【滋賀】県土交部 大津インター線の電線共同溝整備

 滋賀県土木交通部は、大津インター線の電線共同溝の整備を計画している。23年度に行った予備設計に続き、24年度は測量や詳細設計に取り組む予定。25年度にも工事発注へとつなげたい考えでいる。
 県道56号大津インター線(大津市本宮・朝日が丘)は、名神高速道路大津ICを起点に朝日が丘東(国道1号交点)に至るL約900bの主要地方道。県の緊急輸送道路に設定されている。
 大津ICと国道1号を結ぶ重要路線であり、緊急時に電柱が倒壊するなどの被害が生じると名神との連携確保に支障をきたすことから電線共同溝を整備することになった。
 所管の県大津土木事務所では23年度、大津インター線補助道路整備設計業務(大津市本宮1丁目ほか)を復建調査設計滋賀事務所(大津市)に委託。電線共同溝予備設計550bを進めた。24年度は測量および詳細設計を行う。
 測量は大津インター線道路整備測量業務委託(大津市朝日が丘1丁目ほか)について16日、事後審査型一般競争入札を公告。入札書受付期間は5月28〜29日。業務概要は基準点測量12点、水準測量0・87q、現地測量0・19平方q、路線測量0・87q。委託期間は24年11月22日まで。
 詳細設計については大津インター線補助道路整備設計業務委託(大津市本宮1丁目ほか)を簡易型一般競争入札(総合評価方式)で第1四半期に発注する見通し。業務概要は電線共同溝詳細設計L0・7q、道路埋設物調査一式。委託期間は約8ヵ月間。
 関係機関との調整など順調に運べば、25年度にも工事発注となる見込みだ。

提供:滋賀産業新聞