全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　鯖江建設業会（城本重博会長）は１７日、鯖江市西山町の会館で、２０２４年度定時社員総会を開催した。２３年度事業報告・収支決算および２４年度事業計画・収支予算案を審議し、いずれも了承した。
　総会の冒頭で、城本会長があいさつし「人手不足や働き方改革、資材の高騰など課題は多いが、発注者との意見交換を行いながら、現状に合った取り組みが重要。各企業が健全で力強い経営をされることで、業会の基盤の強化につながる」とし、会員へ協力を仰いだ。
　続いて、来賓の福井県丹南土木事務所・鯖江丹生土木部の三田村敏彦部長が祝辞を述べた。
　昨年度の事業経過では、建設業労働災害防止協会へ加入し、建災防鯖江越前分会として安全パトロールを実施したことや、理事会や各委員会の活動内容について報告。業務委員会の鯖江市への要望や、青年部会の小学校出前授業の実施について説明した。
　今年度の事業計画では、重点項目として、▽公共事業予算の安定的な確保▽安全管理の徹底と労働災害防止の推進▽会員の増強による業会の充実・強化▽経営能力と建設技術・技能の向上▽社会貢献活動の推進―を打ち出すなど、会員相互の結束を強化し、業会の発展のため、事業活動を展開することとした。
　また、入会申込者の入会決議や、昨年度の業会の労災保険料納付状況報告が行われた。