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日刊岩手建設工業新聞社
2024/05/22

【岩手】岩手県 橋やトンネル、大型構造物の長寿命化計画を更新 担当者が決まる

 県県土整備部は、道路橋、大型道路構造物、道路トンネルの長寿命化修繕計画更新検討業務3件を入札した結果、道路橋の業務は福山コンサルタントが2657万9500円、大型道路構造物も同社が2250万8000円、道路トンネルはパシフィックコンサルタンツが1678万7500円で、それぞれ落札した。(関連6面)

 今回の業務は、20年度に策定した道路橋、道路トンネル、大型道路構造物の寿命化修繕計画について、これまでの修繕実施状況等を整理するとともに、23年度までに実施した定期点検(法定点検)結果を踏まえ、損傷状況に応じた適切な修繕実施計画の検討等を行い、修繕計画の改定(案)の作成などを行うもの。

 道路橋では、県が管理する橋長2b以上の全ての橋梁となる約2800橋を対象に作成。橋梁データベースの修正や短期計画の更新、修繕計画実施状況の分析等、修繕計画の改定(案)の作成等、定期点検要領の見直しを実施する。

 大型道路構造物は、シェッド等が75施設で、スノーシェルター37施設、スノーシェッド20施設、ロックシェッド18施設の内訳となるほか、大型カルバート17施設、横断歩道橋15施設、門型標識等51施設を対象にしている。大型道路構造物データベースの修正、短期計画の更新、修繕計画実施状況の分析等、修繕計画の改定(案)作成等、新技術の活用検討を行う。

 道路トンネルは、県が管理する全189カ所のトンネルが対象。業務内容は、トンネルデータベースの修正や短期計画の更新、修繕計画実施状況の分析等、修繕計画の改定(案)作成等、新技術の活用検討となる。

提供:日刊岩手建設工業新聞