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日刊建設タイムズ社
2024/05/22

【千葉】市原淳氏が初登庁/新市民会館整備に民活導入/茂原市長選挙で初当選

 4月21日に投開票が行われた茂原市長選挙で初当選を果たした市原淳氏が5月21日、初登庁した。記者会見に臨んだ市原市長は、公約に掲げた新市民会館の建設について、「茂原駅前を候補地とした複合化などを検討し、PFIを含めた民間活力の導入を取り入れる」と話した。首都圏中央連絡自動車道における市内3か所のインターチェンジ(茂原北、茂原長柄、茂原長南)周辺では、産業用地を確保するとともに、道の駅の整備を検討。道の駅については「道路休憩施設としても使用できるハイウェイオアシスを計画したい」と意気込んだ。
 水害対策に関しては、6月補正予算に田んぼダムの設置拡大に関する事業費を確保するとともに、県が進めている一宮川流域浸水対策特別緊急事業へ協力し、促進する。
 同日、市役所5階501・502会議室で開かれた就任式の訓示では、職員約80人を前に「広域行政に対し、外房地域のハブとして周辺市町村と協力するとともに、水害、医療、財政など多くの問題解決に取り組んでいく」と意気込んだ。
 就任式では市原市長の訓示、金坂道人・市議会議長の来賓あいさつのほか、渡邉正統・総務部長が「歓迎の言葉」を述べた。
 選挙戦では、新市民会館の複合化、道の駅の建設、導水路整備等の水害対策、県立長生の森公園へのナイター設備の設置、企業誘致などを公約に掲げた。k_times_comをフォローしましょう
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