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日刊建設タイムズ社
2024/05/21

【千葉】都計手続き年度内完了/総会開き全ての議案承認/東関東道館山線建設促進期成同盟会

 東関東自動車道館山線建設促進期成同盟会の通常総会が20日、千葉市内のオークラ千葉ホテル3階「ウィンザー」で行われた。2024年度事業計画および予算や、役員の一部改選などを諮り、いずれも原案の通り承認された。会長の熊谷俊人知事は冒頭、「経済波及効果をさらに拡大していくため、館山線の一部を構成する富津館山道路の全線4車線化に向けて21年7月から都市計画と環境アセスメントの手続きを進めている。年度内の手続き完了を見据え、早期の4車線化が図られるよう沿線市町の皆さまと連携し、国や高速道路会社へ働き掛けていく」と話した。
 来賓の豊田俊郎・参議院議員と臼井正一・参議院議員、伊藤昌弘・県議会議長が祝辞を述べた。
 豊田議員は「一日も早い完成、そして願わくば、館山から鴨川・勝浦方面をつなぎ、房総半島を一周する高規格道路が一日も早く完成することを願っている」と述べた。
 臼井議員は「一日も早い4車線化を実現し、千葉県が優位性を発揮できるようにしていただきたい」と求めた。
 伊藤議長は、全線4車線化の早期事業化に加えて「館山線の富浦から館山までの計画の具体化とともに、国道127号について館富トンネルを含む川名・富浦地区の4車線化を図ることも必要」と指摘した。
 24年度事業計画は、富津館山道路の早期4車線化に向けた政府・国会などへの要望活動と、館山線に関連する幹線道路との一体的な整備の促進など。
 役員の一部改選では、理事に菊地洋己・市原市議会議長、小倉靖幸・君津市議会議長、平野英男・富津市議会議長、峯隆司・南房総市議会議長が新たに就任した。
 結びに、森正一・館山市長が要望書案を読み上げ、全会一致で採択された。
 主な要望内容は▽富津館山道路について、早期の4車線化を図ること▽館山線の富浦から館山までについて、計画の具体化を図ること▽富津館山道路の終点部である富浦インターチェンジから館山市内までの国道127号の館富トンネルを含む川名・富浦地区について、早期の4車線化を図ること。k_times_comをフォローしましょう
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