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　公益社団法人日本建築家協会北陸支部（堂田重明支部長）の２０２４年度通常総会は１８日開かれ、２３年度の事業報告・収支決算と、２４年度の事業計画・収支予算案などを慎重審議し、原案通りすべて了承した。会場は、福井市手寄１丁目の福井市地域交流プラザで。
　堂田支部長が挨拶。能登半島地震を受け、石川地域会で、早速立ち上げた「能登復興建築人会議」の役割を示し、「北陸が一体となり、復興に取り組みたい」と強調した。総会後、ＪＩＡの佐藤尚巳会長も参加し、復興に向けたパネル討論を行った（詳細は後日紹介）。また、翌１９日には、卒業設計コンクール北陸支部公開選考会も行われた。

２０２４年度の事業計画
■会員拡大
・若手会員の増強　若手セミナー開催、講演会開催
・協力会員の増強　正会員との交流会
・会員メリット　広報メールの充実、協力会員とＣＰＤ
■魅力的な職場環境づくりと働き方改革
・福利厚生の充実　厚生年金の加入促進（企業年金）
・適正な賃金確保　業務報酬基準（２４年国土交通省告示第８号）
■災害に強い強靭な地域づくりと社会貢献
・建築設計三会（ＪＩＡ、建築士事務所協会、建築士会）との連携
・地震災害に伴う防災協定　県や全市町村との防災協定と防災ネットワークづくりＪＩＡ北陸支部（北陸三県）での連携