県立布勢総合運動公園陸上競技場(鳥取市布勢)のメインスタンドが改修される。県は今年度、再整備に向けて基本計画を策定することにしており、内外装の美装化や観覧席を改修し、大規模大会の開催に備えてリニューアルする。
陸上競技場西側のメインスタンド棟は、1981年(昭和56年)築造の鉄筋コンクリート造4階建て延べ面積7658・38平方b。
県まちづくり課によると、施設利用者や管理者からの要望を反映し、内外装や観覧席のほか、「福祉のまちづくり条例」にも適合した施設に改修。また、プレス向けスペースやドーピング検査室も棟内に配置し、国際大会イベントにも対応できる施設に生まれ変わらせる。併せて、雨天練習場(鉄骨造980平方b)の改修も必要だという。
近く基本計画策定業務を発注し、来年2月にかけて改修・基本図面を作成するほか、リニューアルに向けた提案を求める。
業務の発注にあたっては、建築設計Aランクを対象とし、一定金額以上のため簡便型総合評価を適用して設計者を決める。委託費約1200万円。
日刊建設工業新聞