大館市市民課は、柄沢字丸山下に移転改築する斎場に関し、建築は伊藤羽州建設・丸山建設・白川建設特定建設工事JVが18億4,500万円、機械設備は巽・大館桂特定建設工事JVが2億9,300万円、敷地整備は花岡土建がそれぞれ落札した。電気設備は不調となったため、本日21日に再公告する。今後、6月議会での承認を経て契約。8年1月30日の完成を目指す。
計画は、現施設が築後44年を経過して老朽化が進み、新耐震基準に適合していないことから改築するもの。新斎場は「祈りと静寂」を基調とした「終と向き合い、生きた証が感じられる斎場」をコンセプトに建設する。
新施設は、火葬部分を鉄筋コンクリート造平屋建て、待合室などを木造平屋建て、合計1,858.89uの規模で建設。エントランスホール(119.35u)や待合ホール(140.4u)、待合室(4部屋、各43.5u)、告別・収骨室(4室、64.29u、61.14u、61.14u、57.98u)、お別れホール(141.21u)のほか、炉室(199.46u)、集塵機械室(187.78u)、電気室(93.75u)、発電機室(75.02u)などを設置。待合室と火葬炉は既存と同じ4室4炉を整備する。
また、新斎場完成後には既存施設(昭和54年建設RC1F698.13u、火葬炉4基)を解体する。
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秋田建設工業新聞社