建設新聞社
2024/05/20
【東北・宮城】22日に第1回審査委員会/仙台市国際C駅北複合施設の設計プロポ
仙台市は、音楽ホールなどを設ける国際センター駅北地区複合施設(仮称)の基本設計業務を委託するため、公募型プロポーザルを実施する。第1回審査委員会を22日10時30分から本庁舎8階で開き、実施要領や評価手順を確認する。公告は今月下旬としている。
審査委員は、青木淳氏(AS主宰。京都市京セラ美術館館長)、冨永祥子氏(福島加津也+冨永祥子建築設計事務所共同代表。工学院大学建築学部教授)、西沢立衛氏(西沢立衛建築設計事務所代表。SANAA共同代表。横浜国立大学大学院Y−GSA教授)、岩間友希氏(あいだ研究所代表)、橋新悦副市長の5人。
3段階で審査を行い、参加表明書(要件)による1次審査を6月下旬、提案書による2次審査を8月下旬、公開プレゼンテーションとヒアリングによる最終審査を9月上旬に予定している。
整備予定地は、仙台市青葉区青葉山2番1ほか地内の「せんだい青葉山交流広場」で敷地面積は1万9200平方b。市営地下鉄東西線・国際センター駅に近接する。
施設は音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点を設け。延床面積は最大計3万2000平方b程度。大ホールはサラウンド型コンサートホール型式への転換も計画し2000席、小ホールは350席で計画する。整備事業費は350億円を見込んでいる。
想定スケジュールは2024〜25年度に基本設計、25〜26年度に実施設計をまとめ、27年度に着工して31年度開館を目指す。基本計画の策定支援は政策技術研究所。
提供:建設新聞社