建設新聞社
2024/05/20
【東北・福島】楢葉町が新産業団地・再エネパークの支援プロポ
楢葉町は17日、波倉地区に新産業団地・再エネパークの整備を計画し、構想立案などに関する連携・支援業務の公募型プロポーザルを公告した。
参加受付は30日までで、応募書類は政策企画課政策推進係に電子メールで提出すること。参加資格は特に設けていないが「従来の発想を超えた今までにない新しい産業団地構想案」を求めている。
業務費用は原則無償とし、町が認める場合のみ支払うものとする。
今回の計画は、「エネルギーの未来」「脱炭素社会構築」に向けた未来型の産業団地を設けるもので、事業者のみならず多くの見学者などを呼び込む復興のシンボルとして整備する。
整備予定地は、福島第二原子力発電所にほど近い楢葉町波倉地内で、現在環境省のセメント固型化施設が設置されている用地とその周辺を含む12・89f。
本業務では、産業団地構想の計画立案、進出予定企業の発掘を含む各種取り組みなどについて事業手法や課題を整理する。履行期限は新産業団地・再エネパーク整備完了までとする。
なお、産業団地の基礎調査は東コンサルタントが8月31日の履行期限で進めている。
提供:建設新聞社