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西日本建設新聞社
2024/05/20

【熊本】ダム本体を詳細設計 国交省川辺川、プロポ手続開始

 国土交通省川辺川ダム砂防事務所は、相良村四浦の川辺川に計画している流水型ダム本体の詳細設計業務に着手する。14日に簡易公募型プロポーザル方式の手続きを開始した。業務名は「令和6年度流水型ダム本体及び関連施設詳細設計業務」。BIM/CIM適用業務(発注者指定型)で、技術提案簡素化型を試行する。
 参加資格は、九州地方整備局から土木関係建設コンサルタント業務の参加資格の認定を受け、2014年度以降に同種(重力式コンクリートダムの本体実施設計)・類似(ダム本体実施設計またはダム付帯設備検討)の業務実績などの条件を満たす単体企業か設計共同体。提出期限は参加表明書が5月24日、技術提案書が6月10日。履行期間は25年3月31日。
 流水型ダムの諸元は、高さ107・5b、堤頂長約262・5b、総貯水容量約1億3000万d、貯水面積約3・91平方`bの治水専用の重力式コンクリートダム。国交省では、27年度からダム本体関連工事に着手、基礎掘削約4年、コンクリート打設等約5年を経て、35年度の事業完了を想定している。

提供:西日本建設新聞社
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