伊勢湾海運(名古屋市港区入船1ノ7ノ40)は、倉庫の新設を含めた物流施設の再編を計画している。既存施設の統合の他、グループ会社による車両・台車保管場所の新規取得を進める考え。新倉庫の規模や建設地、整備スケジュールなどは「検討中」として回答を控えた。
この計画は、2024〜26年度を計画期間とした中期経営計画の中で明らかにした。今後3年間で維持更新・設備投資に50億円を投じる方針を示しており、新倉庫の整備、車両・台車保管場所拡張のための土地の新規取得の他、設備の更新などを挙げている。土地の取得は愛知県内を予定しており、グループ会社のコクサイ物流(名古屋市港区)が進めているもよう。
24〜26年度中期経営計画では、維持更新・設備投資の50億円の他、人的投資に8億円、DX関係投資に10億円を投じるとした。27年度3月期の数値目標として売上高580億円、営業利益33億円を掲げている。
提供:建通新聞社