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　県沿岸広域振興局宮古審査指導監は16日付で、簡易総合評価落札方式により「一般県道花輪千徳線花輪橋橋梁詳細設計業務委託」を公告した。宮古市内に位置する花輪橋の架け替えに向け、上・下部工、基礎工、架設工の詳細設計などを実施するもの。ＢＩＭ／ＣＩＭ適用業務（発注者指定型）の対象業務で、履行期限は２５７日間となっている。参加申請書の提出期限は31日正午。入札は６月18日の午前９時から午後５時まで。開札は翌19日を予定している。

　今回公告された業務での橋梁諸元は、橋長が２６３・２�bで、幅員は６・０（９・５）�b。橋梁形式は鋼４径間連続合成細幅箱桁橋で、最大支間長は68・１�b。橋台形式は逆Ｔ式橋台、基礎形式は場所打ち杭基礎（オールケーシング工法）となっている。
　架け替え位置は現橋よりも若干、上流側にシフトする形になる。

　業務では、橋梁の詳細設計のほか、道路工事に必要な縦横断の設計・小構造物（設計計算を必要としないもの）の設計を行い、各工種別数量計算を実施。さらに道路の中心となる位置を定め、道路中心線上の中心杭の高さと中心杭を基準とした横断方向の地盤の高さも測定する。
　業務内容には、橋梁２６３・２�bの詳細設計をはじめ、橋梁南側に続く道路の詳細設計０・１５�`、国道１０６号タッチ部分と逆側の２カ所に係る平面交差点詳細設計、このほか大型ブロック積擁壁詳細設計１カ所、土留工詳細設計５基、仮橋・仮桟橋詳細設計１橋、路線測量０・６９�`を盛り込んでいる。

　入札参加資格には建設関連業務競争入札参加資格者名簿において、▽測量「地上測量業務」▽土木関係建設コンサルタント「道路業務」、「鋼構造及びコンクリート業務」―の全ての業務に登録されている者で、岩手県内に本店または営業所を有すること、などを付している。

提供：日刊岩手建設工業新聞