富山県経営管理部財政課は、2023年度末(3月期)の「公共事業等事業施行状況調」(現計予算)をまとめた。
それによると、県全体の予算計上累計額1634億4600万円に対し、契約済額が1276億100万円で、契約率78・1%となった。
前年同期の契約率85・8%と比べ、7・7%のダウン。予算計上額は、前年同期比で73億4800万円増加した一方、契約額は同63億2200万円減少した。
3月期の内訳は、補助事業1053億6500万円のうち、756億4300万円が契約済みで、契約率71・8%。単独事業は580億8100万円のうち、519億5800万円が契約済みとなり、契約率89・5%となった。
また、普通建設事業は、予算計上額1477億9400万円に対し、契約済額が1240億7900万円(契約率84・0%)。災害復旧事業は、予算計上額156億5200万円に対し、契約済額が35億2200万円(同22・5%)。
前年度繰越額分の契約率は94・4%。なお、現年災害復旧事業費は、施行状況調査の対象外経費となる。