岡山市の大森雅夫市長と国土交通省中国地方整備局の中ア剛局長が5月13日、岡山市役所で懇談会を開き、市は、直轄国道の整備促進や直轄管理河川事業の推進、下水道事業の持続的な推進などについて要望した。中国地方整備局は、2024年度整備局予算の概要などについて説明、互いが連携して社会資本整備に取り組むことを確認した。
大森市長は、「西日本の交通の要である岡山市だが、渋滞のメッカとなっている国道2号の早期の整備促進、合わせて西バイパス、吉備スマートインターチェンジ、治水対策整備など引き続きよろしくお願いしたい」、中ア局長は、「防災・減災への取り組みをはじめ、経済成長、地域づくりに貢献し、地域の皆さまに効果を実感していただける社会資本整備を共に進めていきたい」と述べた。
また、局側が24年度から新規事業着手した国道2号コネクトパーキング岡山・早島について説明があり、トラックドライバーの労働環境改善のために、中継輸送拠点として、関西と中国・四国、中国と四国間の中間に位置する早島IC付近に整備する。直轄事業として整備するのは宮島(広島県)と岡山・早島が全国で初のケース。必要な機能について、有識者を交えて検討し設計に着手していく考え。
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提供:建通新聞社」