松山市は、市学校給食共同調理場整備基本計画に基づき、築45〜46年経過した久米と浮穴の両共同調理場を統合し「(仮称)久谷学校給食共同調理場」を新築する。総合設計(基本・実施設計)を新企画設計(松山市)に委託した。2024〜25年度で基本・実施設計を進め、25年度下半期の工事着手を目指す。
計画規模は鉄骨造2階建て延べ3500平方b程度。久米小学校など12の小・中学校、幼稚園の他、将来に石井小学校、南中学校の追加を見込んだ1日当たり7000食(120食程度のアレルギー除去食の調理を含む)の給食を提供可能な調理場を整備する。
建設地は恵原町甲887ノ1の市有地4850平方b。24年度には基本・実施設計の他、別途地盤調査を委託し基本設計作業と並行して進め、実施設計に反映させる。その後実施設計を25年第1四半期中(5月末)には完了させ、建築その他工事の入札手続きに入る。工事については15カ月の工期を見込み、26年度中には完成させる。27年4〜6月の試運転や調整を経て9月(2学期)の供用開始を目指す。基本計画(16年度末策定、24年2月改定)によると、25億0800万円の建設経費を見込んでいる。
提供:建通新聞社