須崎市は、給食センターの敷地造成工事の一般競争入札を早ければ6月に公告する。新築工事は2025年1月ごろ発注する予定で入札方式は検討中。当初予算に造成工事費1億1795万円、新築工事費3億8265万円を計上した。
造成面積は面積6198平方b、このほか延長5〜10bの進入路を設ける。工期は約10カ月。給食センターの規模は鉄骨造平屋約1200平方bで、1日1000食を調理できる能力を持たせる。調理室はガラス張りにして廊下から調理工程を見学できる構造にする。
市は26年度に5校ある中学校を朝ケ丘、須崎の2校に、29年度に8校ある小学校を上分、須崎、多ノ郷、吾桑、浦ノ内の5校に統合するため、中学校の統合時に合わせた給食センターの供用を目指す。将来的には全小中学校への提供を考えているが、当面は自校方式と併用し段階的に移行していく。
建設地は多ノ郷字クボタ地内。シルバーホールおおの郷の近く。造成設計は第一コンサルタンツ(高知市)が担当した。建築設計は村田相互設計(広島市中区)が9月16日までの納期で進めている。
提供:建通新聞社