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建設経済新聞社
2024/05/15

【京都】御陵山崎線の長岡京市神足区間 歩道整備と無電柱化を計画

 京都府は、都市計画道路御陵山崎線の長岡京市神足で歩道整備とともに、現道拡幅に併せて無電柱化(電線共同溝)を実施する。
 都市計画道路御陵山崎線は、乙訓地域を南北に縦貫する人口集中地区内の幹線道路で、当該事業区間(長岡京市神足)は第1次緊急輸送道路に指定されている。中学校、高校等の通学路にもなっているが、歩道が狭く、歩行者と自転車が輻輳する。
 令和6年度に新規着手する都市計画道路御陵山崎線防災・安全交付金(街路)事業では、歩道整備により、歩行者の安全性を確保する。また現道拡幅に併せて無電柱化(電線共同溝)を実施することにより、災害時における円滑な避難路・輸送路の確保を図る。
 整備延長はL0・08qで、計画幅員はW15・0(22・0)m、4車線、両側歩道3・0m等。現況幅員は8・0m(車道3・0m×2、歩道1・0m×両側)。計画横断図によると、22・0m(中央にゼブラ2・0m、車道3・25m×2(計4車線)、歩道3・0m×両側、その他0・5m×2)。
 コンクリート二次製品の使用により、工期短縮を図る。歩行者等に配慮したバリアフリー構造で交通環境を確保する。
 全体事業費は約6億円を見込む。