全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　国土交通行政に関して北陸地方整備局と新潟県、富山県、石川県、新潟市の土木部長らが意見交換する「２０２４年度春季北陸ブロック土木部長等会議」が１４日、新潟市中央区の県自治会館で開かれた。
　冒頭、国土交通省から森下博之大臣官房参事官が昨年から持続可能なインフラメンテナンスの実現に向けて地域インフラ群再生戦略マネジメント（群マネ）に取り組んでいることを説明し「各都道府県等のインフラマネジメントの取り組みや市町村への支援について情報共有を図りたい」とあいさつ。遠藤仁彦局長は管内で原則すべての工事で週休２日に取り組み、昨年から統一的な現場閉所日を設定して年間を通じ毎月４回（８日間）にチャレンジしていることを紹介し「これら取り組みは、すべての市町村が普及に取り組むことが重要。県や政令市は市町村で波及させるための先導役として、さらに一歩を踏み出していただきたい」と語った。笠鳥公一副知事は「公共工事の執行と働き方改革、生産性向上など活発な議論を行い、今後の取り組みが着実に進むことを大いに期待している」と述べた。
　引き続き、働き方改革の推進、公共工事の品質確保に向けた取り組み、今後の急激な人口減少や災害の激甚化、インフラの老朽化に対応したインフラマネジメントなどについて話し合った。