竜王町は、計画推進する「竜王町コンパクトシティ化構想」について、中心核整備における交流・文教ゾーンに整備する公園の基本設計業務を公募型プロポーザルにて7月上旬に業者を選定する。今後は、敷地内に移転が決まっている竜王小学校の建設を優先し、26年度(令和8年度)から本格的に公園整備へと進めていき27年度(令和9年度)に開園を目指す考えだ。
なお、整備する同公園は約1万5800平方b(調整池:約5200平方b)規模となり、公園内には▽遊具▽芝生広場▽かまどベンチ―などの設置をイメージし、災害時における利用を想定した防災機能や設備の設置も視野に入れ検討する模様。
同事業は町全体で概ね10年後の完成を目指す「竜王町コンパクトシティ化構想」に基づく町役場周辺での中心核整備事業の中のリーディングプロジェクトと位置付ける「交流・文教ゾーン整備」によるもので、「子どもと暮らす喜びを実感できるまちづくり」を基本コンセプトに、「利便性が高く多様な交流を育む中心核」「地域コミュニティの維持・活性化」「中心核と地域コミュニティのネットワーク」の3つの柱を中心に各種整備を図っていくもの。同事業を含むリーディングプロジェクトと位置付ける「交流・文教ゾーン」は、「利便性が高く多様な交流を育む中心核」に含まれる施策で、「交流・文教ゾーン」以外にも、飲食店・カフェ・特産物販売・ホームセンター・民間医療施設・学習塾・金融機関等を設置する「複合ゾーン」、戸建て住宅や集合住宅を設置していく「居住ゾーン」などの事業も展開していく。
提供:滋賀産業新聞