福井県建設鉄工協同組合青年部会(本田学会長)は10日、福井市林町の同組合会館で2024年度の通常総会を開催した。23年度の事業報告・収支決算、および24年度の事業計画・収支予算案を審議し、すべて原案通り了承した。任期満了に伴う役員改選では、冨田康人氏(テックル)を会長に新任した。
総会では、青年部会を定年となる本田会長が「未来のお仕事フェスタでは最優秀ブース賞をいただくなど、みなさんの協力もあり、充実した2年間だった」と任期を振り返った上で「今後も青年部会に積極的に協力したい」と話した。
議案の審議を経て、青年部会で作成したPR動画も上映。実写版とアニメ版の2パターンで、鉄工業の魅力を高校生等の若者に分かりやすく紹介。催し物等で上映し、入職者の増加につなげる。
また、冨田新会長は「青年部会は45歳が定年。会員の減少が予想される中、少ない人数でより効果的な活動を行うための方向性を、しっかりと決めていきたい」と意気込みを表した。
24年度は、次世代経営研修会や家族例会、UBAフェスタ、忘年会、北陸BC合同研修会などを計画している。
役員の方々(敬称略)
■会長
(新)冨田康人 テックル
■副会長
(新)冨田紘臣 冨田工業
松ヶ谷敏嗣 松ヶ谷鉄工建設
■監事
(新)佐々木紳輔 佐々木鉄工所
■会計
増田拓史 北鋼シャーリング