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　富山県農林水産部農林水産企画課は１３日、南砺市林道ほか地内「県営農村地域防災減災事業打尾谷ため池地区打尾谷ため池堤体改修工事」を、条件付き一般競争入札で公告した。
　２３日まで申請書を受け付け、６月２４日に開札する。参加資格は土木Ａ等級２者で結成された共同企業体で、代表者が県内、構成員が砺波農林振興センター管内に主たる営業所を有すること。
　工事概要は、打尾谷ため池（堤高２０メートル、堤長９５メートル）の堤体工、洪水吐工（側水路式１５４・７メートル）、φ１２００ミリプレキャスト底樋管の取水施設工・大底樋工一式。工期は２０２８年３月１５日まで。予定価格は１５億３０３０万円。
　設計はＮＴＣコンサルタンツが担当。
　打尾谷ため池は１９３１年に造成。受益面積１４８ヘクタール。堤体は必要な耐震性を有しておらず、洪水吐断面や堤体余裕高が不足しているため、施設の補強改修を行い、災害の未然防止と安定的な農業用水の確保を図る。