東北地方整備局磐城国道事務所は、国道49号・好間三和地区でバイパス化を計画。路線測量業務の一般競争(標準型)を今夏にも入札する見通しだ。
地すべり防止区域や花崗岩斜面の多い地区を通過しており、落石等の危険性がある。また線形不良個所が多く、大雨時には通行止めになるなどの課題を抱えていることから、幹線道路としての機能維持を図る。今年度、新規事業化した。
ルートは、起点の好間町北好間字猪ノ鼻地内から三和町合戸字入藪地内までの延長3.9km(土工約1600m、橋梁3カ所約200m、トンネル2カ所約2100m)。線形不良、土砂災害危険個所を回避しており、安全性が確保されたルートとなっている。事業費は約200億円を見込んでいる。内訳は工事費約164億円、用地費約8億円、その他約28億円。
今年度発注する路線測量業務は基準点測量、現地測量、路線測量各一式。履行期間約6カ月。
(提供:福島建設工業新聞社)