大阪市が2023年度に発注した土木設計・建築設計業務を対象に、本紙が落札額ランキングをまとめた(随意契約を含む)。企業別の落札額のトップは、日本工営都市空間の4億7476万8000円となった。2位以下は、第一設計監理、日本水工設計、中央設計技術研究所、日建技術コンサルタントが続いた。
工種別で見ると、土木設計は全体のトップの日本工営都市空間が1位。「令和5年度弁天抽水所外8か所耐水化対策実施設計業務」など下水処理場・注水所の耐水化実施設計や設備などの設計を7件担当した。上位30位まで土木設計を中心とする企業で占めた。
建築設計は、菅北小学校他19校と北中道小学校他20校をそれぞれ対象とする「健全度評価のための耐力度調査業務」の2件を受注し、全体では31位となる構造総合技術研究所が6430万円でトップ。2位は土屋総合設計の5111万円で、全体の45位。3位は中尾建築事務所の3900万円で、全体の57位だった。
※ランキング表は建通新聞電子版に掲載中。
提供:建通新聞社