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北陸工業新聞社
2024/05/10

【福井】情報収集と会員交流拡大へ/福井県機工商組合総会開く/第36回

 福井県機工商組合(山本英治理事長)の第36回総会は8日開かれ、2023年度の事業報告・決算、および24年度の事業計画・予算案を慎重審議し、原案通りすべて了承した。
 会場は、福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイで。
 冒頭、山本理事長が挨拶。半導体不足の回復感から、中東情勢や物価高等の不安要素まで社会環境の変化に触れ、「自動車業界(EVシフトなど)にも興味関心を持ち、様々に情報収集に努めて、仕事に生かしたい」と、会員交流を進める組合の意義を強調した。
 23年度は、第35回総会で記念講演「日本経済における機械工具商の果たす役割」(講師・坂井俊司NaITO社長)を聴いた。9月にはボウリング大会(108人参加)。11月は研修会「多様化する日本・世界のモノづくりは何処へ向かうのか?」(岸田貢司山善社長)を聴き学んだ。
 24年度は、6月に全機工連の通常総会に参加。9月には親善合同ボウリング大会などを行う。

アリーナで賑わい醸成

 総会後は、講演会を開催。福井ブローウィンズの湯本眞士社長を招き、「福井ブローウィンズの歩み」を聴いた。湯本社長は、アリーナを起点とした福井駅周辺の空洞化の解消と、賑わいの醸成にむけ(レギュラーシーズンの平均動員数2082人)、「地域経済の活性化や、人口流出など福井県が抱える課題解決へ、Bリーグの参入は最適なソリューション」とアピールした。
 福井県と越前市に続き、ことし7月には福井市とも提携を予定していることを報告した。

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