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　福島県立医科大学は、附属病院会津医療センター敷地内（会津若松市東町谷沢字前田21の2地内）に保険調剤薬局を備えた病院施設を増築する。9日、設計から建設、維持管理、運営を行う事業者を選定するための公募型プロポーザル手続きを開始した。参加申請期限6月24日、7月〜8月上旬にプレゼンテーション審査を行い、8月9日に優先交渉権者を決定する。2025年12月以降の事業開始を目指す。
　参加資格は単体か2者以上の共同企業体で、うち保険調剤薬局の運営事業者には県内で3年以上の運営実績などを求める。
　同地内の敷地約1000�uを同大学が貸与し、2階建て延べ809.77�u以下の建物を整備する。
　1階は調剤薬局と漢方外科・鍼灸部エリアとし、診察室4室や待合室、カルテ収納スペース、会議室などを設ける。
　2階は病院諸室エリアで、カンファレンス室2室や医師事務補助室、看護師室、学生研修室などを整備する。事業者は建物整備後、病院諸室等を同大学に貸借する。