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建通新聞社
2024/05/10

【大阪】大阪府23年度コンサル成績 トップは2社

 大阪府がまとめた2023年度(23年4月〜24年3月)の測量・建設コンサルタント等業務成績評定結果によると、ニュージェックの「安威川ダム試験湛水挙動解析等委託」(土木)とセントラルコンサルタント大阪支社の「一般府道三林岡山線橋梁予備設計委託」(土木)がそれぞれ87点でトップとなった。全1219件のうち、80点以上は88件。80点以上の割合は約7・2%となり、22年度と比べ約1・6ポイント増加した。
 80点以上の業務は、府都市整備部優良建設工事等表彰の審査対象となる。工種別の内訳は、土木が65件、建築が22件、設備が1件だった。
 全体の平均点は75・69点。工種別でみると、土木が75・71点(671件)、建築が75・66点(325件)、設備が75・68点(223件)。22年度と比べると、全体の平均点は0・14ポイント増加。工種別では、土木が0・14ポイント増、建築が0・15ポイント増、設備が0・47ポイント増と全て増加した。
 土木では、全体トップのニュージェックとセントラルコンサルタント大阪支社に続き、協和設計の「主要地方道茨木摂津線(茨木箕面丘陵線)橋梁詳細設計委託(仮称佐保橋梁)」が86点で3位となった。
 建築では、弥恒建築設計事務所と中尾建築事務所、市浦ハウジング&プランニング大阪支店がそれぞれ担当した業務が84点で1位。次点に、類設計室の「大阪府立新工業系高等学校(仮称)改築工事基本設計業務」と、創都設計の「大阪府和泉警察署新築工事監理業務(その2)」が83点で続いた。
 設備では、東京建設コンサルタント関西本社の「寝屋川流域下水道外ポンプ場遠隔化基本検討業務委託(R4―1)」が83点でトップ。2位は79点で、キタイ設計大阪支社の「五領揚水機場取水施設補修実施設計(5―2)業務」だった。
 ※ランキング表は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社