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　船橋市は宮本中学校について、記念館（木造旧校舎）の解体と、跡地における北校舎の建て替えを計画している。新たな北校舎はＲＣ造３階建て、延べ床面積約４０００�uを想定し、南校舎１階印刷室と渡り廊下で接続する。計画諸室は、普通教室24室、特別支援教室、特別支援作業室、理科室および理科準備室３室、不登校支援室、生徒会室、柔道場、多目的スペース、ＰＴＡ室、倉庫、生徒用トイレ、多目的トイレ、11人乗りエレベーターなど。２０２６〜27年度に記念館の解体および新北校舎の建設工事を行い、28年度に現北校舎を解体する。
　宮本中学校は、東船橋７―９１３に所在。敷地面積は約３万３９４７�u。
　　現北校舎はＲＣ造地下１階地上３階建て、延べ床面積２６２１�u。建築から62年が経過している。諸室は、普通教室16室、理科室３室、作業室、柔道場、不登校支援室、生徒会室など。コンクリート強度が低く、機能性が不十分であるほか、生徒数の増加により教室不足が見込まれている。
　記念館は木造平屋建て、床面積１３６�u。建築から59年が経過し、老朽化が進んでいる。
　８日に、設計業務委託の事後審査型一般競争入札を公告した。22日から27日まで入札書の提出を受け付け、29日に開札する。委託期間は25年８月29日まで。予定価格は１億２４９３万円。
　参加資格要件は、市の入札参加資格者名簿に建築関係建設コンサルタントで登載され、ＺＥＢプランナー登録（フェーズ２）に設計で登録があり、過去15年以内における小・中学校の校舎で延べ床面積２０００�u以上のＲＣ造建築物の新築、増築、改築に係る実施設計業務の履行実績を有し、県内または東京都内に本店・支店を置く一級建築士事務所。
　業務概要は、総合・構造・電気設備・機械設備の基本・実施設計、積算数量算出書の作成、透視図の作成、各種申請手続き、概略工事工程表の作成、施設のＺＥＢ化に係る検討、工事分析表の作成、概算工事費の算出、設計説明書の作成、地質調査、土壌汚染調査、敷地高低測量、現地調査および調査報告書の作成、アスベスト調査など。
　設計に当たっては、記念館解体などの工事費概算を８月30日まで、基本設計に関する標準業務を10月31日まで、記念館解体工事などに係る実施設計および積算を25年２月28日まで、工事費概算書および概略工事工程表の作成を３月31日まで、新校舎建設などの実施設計に関する標準業務を５月30日まで、追加業務を７月31日までに実施する。