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日刊岩手建設工業新聞社
2024/05/09

【岩手】 岩手県 橋梁点検の担当者決定 新田町跨線橋や金ケ崎橋など

 岩手県県土整備部は、橋梁点検業務3件を簡易総合評価落札方式(簡易2型)で入札。「主要地方道盛岡横手線ほか新田町跨線橋ほか橋梁点検業務委託」は東北エンジニアリングが7070万7070円、「一般県道江刺金ケ崎線ほか金ケ崎橋ほか橋梁点検業務委託」は昭和土木設計が6330万円、「一般国道340号ほか鞭牛下の橋ほか橋梁点検業務委託」は東北エンジニアリングが4790万円で落札した。

 対象となる橋りょうを見ると、14.5b以上の橋りょうは「新田町跨線橋ほか」では31橋、「金ケ崎橋ほか」では12橋、「鞭牛下の橋ほか」では12橋。14.5b未満の橋りょうは「新田町跨線橋ほか」では204橋、「金ケ崎橋ほか」では226橋、「鞭牛下の橋ほか」217橋。
 主な業務内容は、計画準備と現地踏査、橋梁点検、耐震現地調査、有識者ヒアリング資料作成、有識者ヒアリング、橋梁台帳の補正、点検長所作成、耐震現地調査記録表作成、打合せなど。委託期間は3件とも251日間を予定している。
 橋梁点検に際しては、点検要領に基づき、橋梁点検車両等を用いた近接目視点検を実施する。点検結果を基に損傷評価も行い、その結果を踏まえて部材ごとに対策区分判定を図り、所見等を整理する。

 これらの業務はいずれも、現場状況などに応じて新技術等の活用を検討するとともに、高校生との協働による橋梁点検等の対象業務にもなっている。

提供:日刊岩手建設工業新聞